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Hitachi

エレベーター、エスカレーター

超高速・大容量エレベーター用巻上機のブレーキには、大きな制動力と素早い応答性が求められます。
日立は、大きな制動力を得るため、高面圧で高速に耐える制動材を採用しました。また、従来のブレーキはドラム式でしたが、ディスク式で複数の電磁コイルを最適制御させる技術の開発により、強力な「止める」力を生み出すとともに小型化を図りました。さらに、フェールセーフの考えから、複数の電磁コイルを配置することで信頼性も向上しています。

主な特許 日本:特許第4448996号、特開2009-018897

多段式非常止め装置

超高速・大容量エレベーター用の非常止め装置は、超高速で移動する大質量な乗りかごを確実に安全な状態で停止させる機能が求められます。
日立は、十分な制動力を得るため、非常止め装置に使用される制動子に耐摩耗性、耐熱性に優れ、高い摩擦係数の素材を採用しました。さらに、従来1段であった非常止め装置を、直列に2段並べる多段式構造とすることにより、将来のさらなる大容量化・超高速化へも対応が可能となりました。

主な特許 日本:特開2008-297108

長周期センサー地震時管制運転システム

近年、長周期地震動の影響が注目され、超高層建築物における対応が問われています。
従来の対策では、地震直後は機能回復のためにエレベーターを止め、復帰まで長時間を要することがありました。
日立は、長周期地震動発生時に、ロープの相対振れ量をリアルタイムに演算し、その大きさに応じて、エレベーターを安全な運転へ導くためのセンサーを開発しました。
エレベーターを停止させるだけでなく、振れの収束を予測して平常運転に復帰させる技術を採用することで、ビル内環境のBCP*に貢献します。

主な特許 日本:特許第4399438号、特開2009-143679

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BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画