ページの本文へ

Hitachi Global

従業員エンパワーメント

生成AI※1をはじめとした最新テクノロジーを可能な限り活用して、従業員の生産性とエンパワーメントを大きく向上させます。

また、テクノロジーにより言語の壁を取り除くことで、グローバルかつインタラクティブなコミュニケーションを実現し、グループシナジーによる効果創出に貢献します。

従業員の生産性、やりがい、スキルの向上

調達や品質保証、ITサポートなどの間接業務において、AIエージェントを活用した業務プロセスの効率化、業務の質の向上を進めています。また、デジタル経営基盤やグローバル経営情報の有効活用を加速させるため、教育などを通じて従業員にDXを浸透させるとともに、データガバナンスの強化にも努めています。

従業員のAI普及率

90 %

AI普及率 = AI利用可会社売上高 / 導入対象会社売上高
2028年3月末 目標値

AIエージェントの活用


生成AIの主要技術であるAIエージェントを活用し、既存の業務システム、業務特化AI、各種データレイクやオフィス環境と相互連携することで、業務プロセスを効率化する取り組みを推進しています。本取り組みは2024年度より検証着手しており、2025年度より日立グループ内でAIエージェントを活用可能な環境を順次提供していきます。

調達・品質保証・ITなどの間接業務を中心に、2024年度より業務適用に向けた検証を推進しています。

[業務適用例]

調達業務:データレイクに蓄積している実績データを取得するエージェントを作成し、調達戦略の立案を支援

品質保証:成果物とQAナレッジを比較し、基準から逸脱していないかをエージェントがチェックし、設計品質を向上

ITユーザーサポート:エージェントが問い合わせ内容を読み解き、インシデント管理システムと連携して適切なサポートに誘導し、回答品質・満足度向上

DX民主化


デジタル経営基盤を全社的に有効活用するために、DXリテラシーの向上を進めています。人財育成や社内認定制度の整備などを通して、ITや財務などの各業務を担当する従業員へのDXの浸透・定着化を進めていきます。

正確性・網羅性・整合性が求められるデータ蓄積・活用には、データガバナンスが極めて重要です。グローバル経営情報の活用を加速するため、経営データの利活用に関する日立グループ共通ルールを定めるとともに、データ品質の監視体制を整備し、品質維持・向上に努めていきます。

※1 AI: Artificial Intelligence(人工知能)