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Hitachi Global

IT基本方針

日立は、「真のOne Hitachi」でデジタルをコアにした価値創出を加速させ、持続的成長の実現と企業価値のさらなる向上に取り組みます。

IT部門は、日立の新経営計画「Inspire 2027」に沿って、新IT3ヵ年計画を策定し、日立の成長戦略に貢献するITに変革していきます。

IT基本方針

新経営計画「Inspire 2027」に沿って、新IT3ヵ年計画を策定しました。

新IT3ヵ年計画では、デジタル経営基盤構築とIT構造改革、従業員エンパワーメントを通して、グローバルでの社会イノベーション事業拡大に貢献し、卓越したデジタル経営・オペレーションを実現します。

2024日立グループIT中期計画の成果


デジタル経営基盤の構築とIT構造改革を主要な施策として掲げた2024年の日立グループIT中期計画の目標を達成するため、IT部門は策定した施策を実行してきました。

標準化されたIT共通基盤とデータ活用を促進するためのインフラやツールの整備を通じて、デジタル経営の実現を加速し、高効率な社内プロセスへの変革を進めました。

また、ITのアセット、コスト、リソース、ガバナンスに関する構造改革を実施し、定常ITコストを計画通りに削減しました。

さらに、事業ポートフォリオの変革に迅速に対応し、グローバルなIT部門の連携を強化するとともに、安全で安心な生成AI※1環境を整備することで、従業員の働き方改革にも寄与しました。

新IT3ヵ年計画


日立の経営ビジョンおよび成長戦略を支援するため、IT部門は新たなIT3ヵ年計画を策定しました。

この新IT3ヵ年計画では、より迅速かつ精密な経営判断を支える「デジタル基盤の構築・進化」、事業の収益向上に寄与する「リーンなオペレーションと新技術の活用」、従業員のエンゲージメントを向上させる「DX推進とリソース活性化」をミッションとして掲げています。

重点施策として設定した「デジタル経営基盤」、「従業員エンパワーメント」、「アセット、オペレーション」、「ガバナンス、リソース」の4つの取り組みを推進することで、確実な効果を生み出し、事業の拡大やデジタル経営の実現に寄与していきます。

日立の成長戦略の完遂


日立は、「真のOne Hitachi」でデジタルを中心に据えた価値創出を加速させ、持続的な成長と企業価値の向上に努めています。

IT部門は、IT・デジタル・先進技術の活用、共通プラットフォームの整備、働き方の改革、人財育成などを通じて、これらの成長戦略を支え、戦略の実行に寄与します。

将来が不透明な事業環境の中で持続的な成長を遂げるためには、経営基盤の強化、リスクの見極め、高いアジリティをもって必要な施策を講じることが求められます。IT部門は、デジタル技術やAIを活用して経営リスクの可視化や早期検知を行うリスクマネジメントの強化に取り組み、迅速な経営判断を可能にすることで、経営基盤の強化にも寄与していきます。

※1 AI: Artificial Intelligence(人工知能)