アセット、オペレーション
IT資産のクラウド移行、共通化、断捨離を推進し、オペレーションの集約化を実施することで、適切なITコスト比率、迅速なサービス提供、さらなる堅牢化、カーボンニュートラルを実現します。
デバイスセット提供によるセキュリティ強化
端末調達やキッティング自動化、ネットワークへの接続制限機能などを有するデバイスセットの開発により、日立グループのセキュリティ基準に準拠した端末・ソフトウェアをグローバルで展開し、さらなるセキュリティ強化を図ります。
ITオペレーションやモニタリングをグローバルで統一することで、セキュリティを標準化し、従業員がどこでも安心して業務に従事できる環境を提供します。
端末調達とキッティング自動化によるセキュリティ強化
日立グループの従業員が、セキュリティの脅威に対して安心・安全に業務に従事できるよう、日立のセキュリティ基準に準拠した端末・ソフトウェアを自動キッティングする仕組みのグローバル展開を開始しました。これにより、セキュリティレベルの向上と標準化を推進します。
グローバルに提供可能なDaaS※1ベンダーを活用し、全日立グループ向けに端末を提供するスキームを構築、全社向けに展開推進中です。本提供端末に、マイクロソフト社のオートパイロット機能を組み合わせ、従業員が利用する端末に対し、グローバルで統一されたセキュリティサービスを提供することで、セキュリティレベルを標準化し、各社のセキュリティインシデントの発生を抑制します。
グローバル統一での管理・運用支援によるセキュリティ強化
日立グループの従業員が、職場や拠点を異動しても安心して業務に従事できるよう、これまで各社のIT部門で実施していたセキュリティの脆(ぜい)弱性検知・是正対策を、グローバルで集約し管理・運用することをめざします。
エンドユーザーがセキュリティリスクのある状態で端末を利用し続ける場合、これまでは各社で脆(ぜい)弱性の検知や通知を実施し、各個人での対応が必要でした。今回開発する仕組みにより、日立グループ内での情報セキュリティインシデント発生リスクを低減させるため、端末自らリスクの高いネットワークへの接続を制限し、脆(ぜい)弱性のあるアプリケーションの利用状況を確認して起動を抑止する処置を行います。

※1 DaaS: Device as a Service