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Hitachi Global

DX

データ利活用や生成AI※1の活用促進、業務プロセスの効率化、DX民主化などのDX施策を通じて、従業員の生産性向上と「情報の集約」から「高度な情報の活用」への変革を実現し、日立グループのさらなる事業拡大に貢献します。

データ利活用、意思決定支援

経営ダッシュボードの導入により、迅速かつ質の高い意思決定を支援し、事業間の連携を強化します。

データ利活用の事例・ノウハウのテンプレート化、社内外への横展開に加えて、AIを活用した予測・分析情報の提供やデータガバナンス強化を通じて、さらなる経営判断・事業活動の改善に貢献します。

DX事例件数(累計)

395

Lumada※2の社内環境を活用したDX事例。

2024年度末 実績

迅速な経営判断を可能にするデータドリブン経営の実現


日立グループは、長期的な成長をめざす「Inspire 2027」を背景に、デジタル中心の企業への変革を進めています。IT部門はDXの取り組みを通じて、この変革を支援しています。経営層に対して必要な情報をタイムリーに提供し、戦略的意思決定の迅速さと質を高めることをめざします。また、各事業部のKPIの達成状況を把握し、適切な改善策を支援します。2024年度には、事業セクターの意思決定を多角的に支援する経営ダッシュボードの提供を開始し、経営層は同一のデータを共有しながら経営判断を行えるようになりました。

今後は、経営ダッシュボードの全社的な展開を進め、特に事業セクターを跨ったダッシュボードを強化することで、事業間のつながりを深め、「真のOne Hitachi」の実現を加速します。また、AIを活用した予測や分析情報の提供、リスクの確認、パーソナライズ化に取り組んでいく予定です。

データレイクの整備を通じてデータガバナンスを強化し、データの品質を維持・向上させます。これにより、グローバルな経営情報の活用を促進し、日立グループ全体の持続的な成長を支えます。また、データ活用の事例やノウハウをソリューション化し、お客さまに提供することで、お客さまのニーズに応えます。

経営ダッシュボードを全社的に浸透させ有効活用するには業務適用による定着化が重要です。デジタル経営基盤の展開に留まらず、その活用を業務プロセスに定着化させることをめざしていきます。経営ダッシュボード活用の成功事例をまとめ、全社に展開することでデジタルによる経営判断・事業活動の改善を支えていきます。

※1 AI: Artificial Intelligence(人工知能)
※2 Lumada: お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称
※3 BU: ビジネスユニット