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Hitachi Global

DX

データ利活用や生成AI※1の活用促進、業務プロセスの効率化、DX民主化などのDX施策を通じて、従業員の生産性向上と「情報の集約」から「高度な情報の活用」への変革を実現し、日立グループのさらなる事業拡大に貢献します。

生成AIの活用

急速に発展している生成AI技術をリードし、従業員が活用するための環境整備を推進しています。

生成AIを安心・安全・低コストに利用できるAIアシスタント(愛称:Effibot〈えふぃぼ〉)をグループ内に展開するとともに、日立グループ各所で蓄積されたナレッジを参照できる機能を通して集合知を形成、より大きな事業効果創出に貢献します。

AIアシスタント チャット回数

427 万回

日立グループ内向けに整備した生成AIアシスタントの利用回数

2023年12月~2025年3月までの実績

生成AIを活用した社内業務効率化


生成AI技術が世界的に注目を集める中、日立グループでは、従業員が安心して、安全かつ低コストで生成AIを利用できる環境を提供しています。日立グループ社員専用のAIアシスタントEffibotは、2025年3月末までに約60,000人が利用し、累計チャット回数は約427万回に達しました。Effibotは「自動翻訳」や「自動議事録作成」などのツールをボタン一つで利用できる機能を備え、作業効率を向上させるとともに、AIを活用した製品・サービスのデジタル化を推進しています。

さらに、2024年にはグループ内の共通ナレッジを整備し参照可能な「共有ナレッジ機能」、日立特有の用語を解釈する「日立用語辞書機能」、および「画像ファイル認識機能(マルチモーダル対応)」を追加し、業務活用の推進と利便性の向上を図っています。

今後もEffibotをグローバル拠点に展開し、One Hitachiの理念に基づく地域ビジネスの創出を促進し、日立グループ外のお客様に対しても生成AIを活用した高品質な製品・サービスを提供するためのリテラシー向上とLumada※2の売上増加を支援していきます。

サービスデスク業務効率化


従業員向けサービスデスクでは生成AIを活用し、従業員満足度とオペレーター業務効率の向上をめざします。生成AIがFAQ・仕様書・マニュアルなどを参照し最適な回答を従業員へ提示することで、自己解決率の向上を実現しています。

また、オペレーターが電話で受け付けた内容を生成AIがリアルタイムで文字起こしと要約を行うことにより、対応時間短縮と業務効率向上を実現します。削減できた時間を多くの従業員サポートに充てることで、サービスデスク全体の満足度向上にもつなげています。

※1 AI: Artificial Intelligence(人工知能)
※2 Lumada: お客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速するための、日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーの総称