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Hitachi Global

デジタルシステム&サービス

社会

2026年2月24日

デジタル


1. Grid Digital Transformationで切り拓く持続可能な送配電インフラ

近年、カーボンニュートラルやデジタル化の進展により、産業構造は大きく変化し、電化の普及も進んでいる。同時に、災害の激甚化や人財不足など、送配電に求められる要件は複雑化している。安定供給と環境対応、経済性を満たすためには、既存の改善を超えた新たな仕組みが必要である。

日立はこの挑戦を未来へのチャンスと捉え、安定供給に向けて骨太な送配電基盤を維持しながら、保守のスマート化で人財不足に対応し、災害の激甚化に備えてローカル電力を融通できる自律型エネルギー基盤の構築をめざし、Grid Digital Transformationの事業領域で次世代化に取り組んでいる。さらに、誰もがエネルギーの担い手となる社会をめざし、電力DX(デジタルトランスフォーメーション)とデータ活用により価値を生み出すエネルギーサービス基盤を整備する。国内で培った事業経験とグローバルでの実績を持つ日立エナジージャパン株式会社の知見を融合し、顧客との協創を通じて送配電系統の高度化を実現し、持続可能な社会の創造に貢献する。

[図1]日立がGrid Digital Transformationで描く新しい電力システム像 [1]日立がGrid Digital Transformationで描く新しい電力システム像

2. 循環型経済の形成を加速する再生材マーケットプレイス

2050年に廃棄物が倍増すると試算される中、再生材マーケットプレイスは廃棄物を価値ある資源に変える循環型ビジネスの中核となる仕組みである。このプラットフォームは、再生材の提供企業と利用企業をオンラインでマッチングすることで資源循環の効率化を図る。中でも、MI(Materials Informatics)やAI(Artificial Intelligence)を活用した再生材の品質予測や最適な配合レシピ提案は、業界横断の再生材利用を牽引する特徴的な機能である。さらに、株式会社日立ハイテクで培った再生材の取引機能に株式会社三菱UFJ銀行との協業による金融機能を付加させることで、再生材の売買における信用評価やファイナンスを支援し、売り手企業の円滑な資金繰りを可能とする。

今後は、品質可視化や成形プロセスのリコメンド機能に加え、デジタルプロダクトパスポートに対応した再生材利用のトレーサビリティの確保を通じてGX(グリーントランスフォーメーション)の推進と国際規制への対応を後押しし、循環型経済の実現を加速する。

[図2]再生材マーケットプレイスの全体像 [2]再生材マーケットプレイスの全体像

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