2024年3月14日
旅客向け事前介助受付機能や列車遅延情報との連携機能を新たに提供開始
株式会社日立製作所(以下、日立)は、このたび東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)に、日立の移動制約者ご案内業務支援サービス*1(以下、本サービス)を導入し、2024年2月26日から山手線(事前介助受付機能は除く)、南武線(川崎〜立川)、京葉線(東京〜蘇我)および東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線で運用を開始しました。
本サービスは、口頭伝達や紙でのやり取りを主とする列車乗降サポート業務のプロセスを電子化し、利用受付から駅係員間の連絡・引継ぎ、乗降サポートの実績管理といった一連の連絡業務をスマートデバイス上で完結できるものです。今回、乗務員向け機能のほか、旅客が列車に乗降されるときの介助を事前にWebでお申し込み頂ける事前介助受付機能や列車遅延情報との連携機能を合わせて提供することで、利用者の利便性の向上やスムーズな乗降を支援します。
今後、利用可能な線区の拡大が予定されており、誰もが安全安心に列車を利用できる環境の構築に貢献していきます。
JR東日本では、以前より車いす利用旅客といった移動制約者の乗降のサポートに注力し、山手線や南武線をはじめとする在来線にて、アプリを使用した乗降連絡を行ってきましたが、一部路線での運用にとどまっていました。
これらの課題に対し、本サービスは、サポート業務に必要な機能が網羅されているだけでなく、事前介助受付機能も提供可能なこと、スケーラビリティに優れているAWSパブリッククラウドの活用により導入が容易で、対象路線の早期拡大が見込めることから、今回の導入に至りました。

図1. 乗務員向け機能(B駅からD駅へご案内の場合)

図2. 「JREおでかけサポート」スマートフォンでのご利用イメージ(出典:JREおでかけサポート)
日立は、JR東日本線拡大の早期導入を支援するとともに、本サービスの機能拡張を図り、誰もがより安全安心に移動できる社会の実現に貢献していきます。
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
株式会社日立製作所 社会ビジネスユニット 社会システム事業部
モビリティソリューション&イノベーション本部
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