2024年5月15日
米国西部に再生可能エネルギーを供給するプロジェクト向けに、複数年のサービスを提供
(本件は、スイス・チューリッヒにおいて、
5月7日14:00(日本時間21:00)に発表しました。)
日立エナジー
サンジア送電プロジェクトの建設予定地
日立エナジーは、米国の再生可能エネルギー開発会社であるパターン・エナジーと、サンジア送電プロジェクトのHVDCシステムの運用を支援する複数年のサービス契約を締結しました。当社は、HVDC変換所の定期保守、サイバーセキュリティサービス、オンサイトエンジニアリングサポート、ライフサイクル評価などの幅広いサービスを提供します。これらは、当社のサービスソリューション「EnCompass™」の一部です。
サンジア送電プロジェクトは、米国・ニューメキシコ州に建設中の3,515MWのサンジア風力発電所と、アリゾナ州ならびに米国西部を885km(550マイル)以上にわたり連系するもので、2025年に運用開始の予定です。当社は、本プロジェクトに、自励式HVDCシステム「HVDC Light®」を用いた3,000MW、525kVのHVDC変換所2基を提供します*1。
日立エナジーのHVDC事業統括責任者であるアンドレアス・ベルトーは、「当社のサービスにより、サンジア送電プロジェクトを支援できることを嬉しく思います。当社は、持続可能性とお客さまの価値向上に焦点を当てた最先端のデジタルサービスにより、ライフサイクル全体にわたり、HVDCシステムの運用を支援します。」と述べています。
パターン・エナジーのオペレーショナル・エクセレンス担当Vice Presidentのポール・ハバーレインは、「サンジア送電プロジェクトとサンジア風力発電所は、再生可能エネルギーへの移行を加速させます。サンジア送電プロジェクトは、クリーンかつ持続可能なエネルギーを米国西部に供給する上で重要な役割を果たします。パターン・エナジーは、HVDC変換所のエンジニアリング、製造、運転開始後の保守を行うパートナーとして、グローバルな技術リーダーである日立エナジーを選びました。」と述べています。
サンジア送電プロジェクトのルート
日立エナジーは、エネルギー転換は既存のインフラから始まると認識しており、ネットゼロ実現に向けた取り組みを推進しています。100年以上にわたって培った経験と専門知識を生かし、お客さまの資産のライフサイクル全体にわたるサービスソリューションを提供し、柔軟な運用を支援します。また、持続可能なエネルギーの未来に向けたお客さまの取り組みに貢献するため、幅広いポートフォリオのあらゆるプロセスにおいて、有識者が支援します。
日立エナジーは、70年前に商用HVDC技術を開発しました。それ以来、世界のHVDCプロジェクトの半分以上を納入するなど、HVDCにおいて世界最多*2の納入実績を有しています。
日立エナジーは、持続可能なエネルギーの未来へ向けた取り組みを加速する、グローバルな技術リーダーです。お客さまやパートナーとの協創により、世界のエネルギーシステムを、より持続可能、より柔軟、より安心・安全なものにします。電力、産業、運輸、データセンター、インフラの各分野のお客さまにサービスを提供しており、140カ国以上の導入実績を有しています。合計150GW以上のHVDC連系線の電力網への連系など、革新的な技術とサービスでエネルギーバリューチェーンを効率化し、あらゆる人が電気を利用できるよう支援しています。また、分野や地域を超えたステークホルダーとのデジタルトランスフォーメーションにより、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー転換を加速します。スイスに本社を置き、90カ国に約45,000人の従業員を擁しており、約1兆8,000億円の事業規模を有しています。
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。