2024年5月23日
株式会社日立産機システム
株式会社日立産機システム(以下、日立産機)は、センサーによる遠隔監視で、受変電設備の点検や保安業務の省人化・効率化を実現する「スマート保安サービス」の受注を5月29日より開始します。必要な機器をパッケージ化した導入の容易なタイプと、設備・ご要望に対応して自由にカスタマイズ可能なタイプの2種類のサービスを用意し、幅広いニーズに対応可能であることが特長です。5月29日(水)から5月31日(金)まで 東京ビッグサイト(東京国際展示場) で開催される 「JECA FAIR2024 (第72回電設工業展)」に出展予定です。
受変電設備は、発電所で発電された電気を変電所経由で工場やビルなどに供給する際、適正な電圧に変換する設備で、安定稼働には定期的な保安業務が欠かせません。EV普及や生成AIの利用拡大に伴うデータセンター新設により電力需要が増加する一方で、安定供給のベースとなる受変電設備の定期点検や保安業務を担う保安員には専門的な知見と経験が求められますが、高齢化や人手不足により将来への技能継承が構造的な課題となっています。受変電設備の保安現場では、IoT、ビッグデータ、人工知能などの革新的技術の導入を通じ、安全性と効率性を追求しつつ保安レベルを持続的に向上させるための取り組みである「スマート保安」が進められており、2020年6月に経済産業省が「スマート保安官民協議会」を設置しました。これを受けて日立産機では「高度保守機能を強化し、受変電設備のLCM*1を実現する」をコンセプトに、スマート保安サービスの開発を進めてまいりました。
今回受注開始する日立産機のスマート保安サービスは、設備の監視から通信網への接続まで、スマート保安の実現に必要な機器をキット化して導入時の工事を簡略化したパッケージタイプと、お客様の設備やご要望に合わせて導入する機器をカスタマイズ可能なオーダーメードタイプの2種類をラインアップし、さまざまなお客様のご要望にお応えします。絶縁監視、温湿度などのセンサーで機器の状態を常時監視し、日立産機の設備監視サービス「FitLive」*2のプラットフォームを活用して稼働状況を遠隔地からリアルタイムで監視します。従来人手に頼っていた保安業務を省力化することに加え、従来の定期点検に基づく保安業務と比較してリアルタイムで機器の状態を把握でき、電力の安定供給につながるサービスです。また、絶縁監視装置*3をキーコンポーネントと位置付け、高圧・低圧一括で絶縁の状態を常時監視することで、絶縁抵抗測定試験(メガリング) *4の実施間隔延長にも貢献します。
日立グループは「デジタル」「グリーン」「コネクティブ」を変革のドライバーとして、IT、OT、プロダクトを活用してお客様と共に社会課題を解決する「社会イノベーション事業」を拡大しています。日立産機のスマート保安サービスは「デジタル」「コネクティブ」による変革でサステナブルな社会の実現に貢献します。
5月29日〜(実際の納入時期につきましては個別協議とさせていただきます)
日立グループは、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する、社会イノベーション事業を推進しています。幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の中で、日立産機システムは空気圧縮機、配電用変圧器、モーターなどの産業向けプロダクトやサービスを提供しています。「Leading a Sustainable Future」というフレーズのもと、CO2の排出量が少なく高効率なグリーンプロダクトや、デジタルでつながるコネクテッドプロダクトの提供を通じて、お客さまや社会の課題解決に貢献することをめざします。
株式会社日立産機システム 事業統括本部
受配電・配電システム事業本部 戦略企画部[担当:倉茂]、スマート保安推進部 [担当:松島]
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TEL : 070-7027-4249(携帯)[倉茂]、070-4949-7496(携帯)[松島]