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Hitachi Global

2025年12月22日

日立産機、AIエージェントによる対話形式での産業機器の運用・メンテナンス支援サービスを、「HMAX Industry」として提供開始

Lumada 3.0を体現するデジタルサービスにより、稼働状況、マニュアル、サービスエンジニアのノウハウを元に情報提供し、生産現場を効率化

株式会社日立産機システム

[画像]AIエージェントによる対話での機器運用 AIエージェントによる対話での機器運用

 株式会社日立産機システム(以下、日立産機、株式会社日立製作所のコネクティブインダストリーズ(CI)セクター所属)は、生成AIを活用したエージェントが、対話形式で産業機器の運用やメンテナンスなどの情報を提供するデジタルサービスの社外向け提供を12月18日より開始しました。本サービスは、高効率でデジタル化された設備(デジタライズドアセット)から得たデータを用いて、AIで高付加価値化する、Lumada 3.0*1を体現するデジタルサービス「HMAX Industry」のラインアップの一つです。

 日立産機が提供する設備監視サービス「FitLive®*2」を通じて収集されるリアルタイムの稼働データのほか、取扱説明書や日立産機が蓄積してきたドメインナレッジを統合したデータベースをAIエージェントが参照、タブレットなどを通じて問いかけるだけで、機器の状態に応じた的確な情報を即座に提供します。これまでは日立産機のサービスエンジニアや営業担当者が日々の業務で利用していましたが、今後は特約店・販売店や、実際に対応機器を使用しているエンドユーザーも利用可能となります。

 日立産機が所属する日立のCIセクターでは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせたデジタルサービス「HMAX Industry」を成長産業へ水平展開する「Integrated Industry Automation」に注力しています。日立産機はCIセクターの一員として、「HMAX Industry」の提供を通じてフロントラインワーカーの現場を革新します。

背景

 生産現場では空気圧縮機、給水ポンプ、産業用インクジェットプリンターなど、さまざまな産業機器が操業に欠かせない役割を担っており、予期せぬ機器の不調やメンテナンス対応は生産計画に大きな影響を及ぼします。不具合が発生した場合はマニュアルから適切な個所を探したり、専門知識を持ったサービスエンジニアの対応を待ったりする必要があり、その間は生産停止を余儀なくされることが課題となっていました。さらに、少子高齢化にともなう生産年齢人口の減少は今後も加速することが予測されている一方、熟練者から若手作業者への技術承継が追い付かないという問題も深刻化する中、生産現場では業務効率化が急務となっています。

本サービスの概要

 FitLive®に接続された空気圧縮機、給水ポンプ、産業用インクジェットプリンターで利用可能です。

① FitLive®から得られた機器の稼働データ

② 取扱説明書などの資料

③ 日立産機のサービスエンジニアのノウハウや予兆診断の結果を構造化したデータベース

これらをAIエージェントの知識として活用し、利用者の質問に合わせてデータベースに蓄積した知識を組み合わせることで、人間の質問に対して適切に回答します。例えば、機器が警報を発した際、従来は担当者がマニュアルを参照して対策を調査する必要がありましたが、本サービスを利用すれば、AIエージェントが対象となっている警報の具体的な対処法を即座に提示します。本サービスによりお客さまに適切なメンテナンスを促して、現場での機器の適切な状態の維持ができ、ダウンタイムを軽減できます。

日立産機について

日立産機は、コンプレストエア、グリッドエッジソリューション、ドライブ、コーディング・マーキング機器をはじめとする高効率なプロダクトを通じて、データセンター、バッテリー、電子・半導体、医薬など多様な業界の生産性向上に寄与しています。革新的なソリューションや、メンテナンスからリサイクルに至るまで製品ライフサイクルを通じたサポート、そして最新のデジタル技術によりお客さまに最大限の価値をお届けするとともに、持続可能な社会の実現にも貢献しています。

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