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Hitachi Global

2026年7月2日

(本リリースの内容は、米国において7月1日14:30

(日本時間7月2日3:30)に発表しました。)

日立レールが米国Clever Devicesの買収を完了し、マルチモーダルな交通ソリューションを拡充

 株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業を担う日立レールは、公共交通機関向け高度道路交通システム(ITS)の分野で世界的に事業を展開する米国企業Clever Devices(クレバー・デバイシィズ)の買収を完了しました。

 Clever Devicesは、車両運行管理、乗客サービスの向上、公共交通機関の運行効率向上を実現する先駆的で高度な技術ソリューションを有していることで知られています。同社は米国、欧州、南米に拠点を有し、グローバルに事業を展開しています。

 本買収により日立レールは、デジタル分野で高い専門性を有し、2026年に2億2,000万ドル(約354億円*1)超の売上を見込むClever Devicesを傘下に迎えることで、統合型交通システムに対する需要の高まりに応えます。また、鉄道分野にとどまらずマルチモーダルモビリティ領域へと事業を拡大し、北米市場におけるプレゼンスを一層強化します。

 約600人の従業員を擁し、北米の大手公共交通機関10社中8社への導入実績を持つClever Devicesには、強固なポートフォリオ及び、確かな技術開発力と納入実績があります。同社のITSは、情報精度と運行の定時性の向上を実現しており、公共交通の成長に不可欠な技術です。鉄道のほかにも、バスといった公共交通で同社が提供するソリューションが使用されています。最大市場である北米に加えて、ブラジル、チリ、イタリアを含む欧州でも大きな成長を遂げています。

 Clever Devicesが有する車載および運行管理データソリューションのポートフォリオは、日立のHMAX MobilityにおけるフィジカルAIによるソリューションを補完し、世界中の公共交通の乗客に新しい機能と利点を提供します。

 HMAX Mobilityの一部として位置づけられるHMAX for Railは、日立レールのデジタルアセットマネジメントプラットフォームであり、列車、信号システム、インフラからのデータを接続することで、鉄道のデジタルツインを構築し、鉄道のパフォーマンスを最適化します。また、高度なセンサー技術、鉄道分野の知見、AI、エッジコンピューティングを組み合わせることで、資産の性能の最大化や寿命を延ばし、コストの最適化を実現します。

日立レール グループCEO, Giuseppe Marino(ジュゼッペ・マリノ)のコメント

「本買収は、公共交通のデジタルトランスフォーメーションを推進する当社の戦略における重要なステップです。Clever Devicesの高度なITS技術と当社のグローバル展開力、そしてHMAX Mobilityを組み合わせることで、鉄道分野にとどまらない事業分野の拡大と北米におけるプレゼンス強化を実現します。今後、都市におけるより統合的で持続可能かつ効率的な交通ネットワークの構築に貢献していきます。」

 また、今回の統合の一環として、これまでHitachi DigitalにてChief Growth Officerを務め、日立の産業向けAI事業の立ち上げを主導してきたFrank Antonysamy(フランク・アントニサミー)がClever DevicesのCEOに就任しました。今後は、事業成長の加速、市場における競争力強化、長期的な価値創出の推進に取り組みます。

Clever Devices CEO, Frank Antonysamy(フランク・アントニサミー)のコメント

「この重要なタイミングでClever Devicesに参画できることを大変嬉しく思います。日立レールの一員として、HMAXへの投資と115年以上にわたり培ってきたOTの知見を生かし、イノベーションの加速とグローバル展開の拡大を図るとともに、先進的なデジタルモビリティソリューションを通じて、交通事業者および利用者への価値提供を一層強化していきます。」

 日立レールはこれまでにも、米国メリーランド州ヘイガーズタウンにおける1億1,000万ドル(約177億円*1)のデジタル工場*2の開設や、カナダにおける3,000万カナダドル(約34億円*3)の新本社*4設立など、北米での投資を積極的に進めており、本買収は、北米における事業基盤強化の取り組みをさらに加速するものです。

 本買収は、日立の戦略SIB*5ビジネスユニットとの連携のもと実施され、One Hitachiの取り組みを推進するとともに、モビリティ領域におけるさらなるシナジー創出をめざします。また、Hitachi Digital、GlobalLogic*6、Hitachi Digital Services*7など、日立グループ各社のデジタル技術との連携による価値創出を実現していきます。

日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。

日立レールについて(英語サイト)

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ニュースリリースカテゴリー

経営, 鉄道・モビリティ

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