2026年9月17日
(本リリースは、米国・テキサス州において
9月16日に発表しました。)
日立のフィジカルAI技術とミッションクリティカルグループのモジュール型電力設備の強みを生かした、日立の「HMAX Data Center」ラインアップ拡充や、高圧から中低圧までの統合的な電力インフラ提供により、データセンター事業を拡大
株式会社日立製作所
Mission Critical Group, LLC
株式会社日立製作所(以下、日立)と、北米のデータセンターを中心に配電・電源機器などを提供するMission Critical Group, LLC(以下、MCG)は、データセンターインフラの統合運用を支援する日立のソリューション群「HMAX Data Center」*1のラインアップ拡充に向けたソリューションの共同開発や、エネルギーソリューションおよびプロダクトのクロスセルを軸とした、戦略的パートナーシップに関する覚書(MoU)を締結しました。
AIの普及に伴いデータセンターの需要が世界的に拡大する一方で、電力設備の供給リードタイムの長期化が、データセンター建設のボトルネックとなっています。その解決策として、設計・製造・検査を工場で標準化し、現地での施工期間を短縮できるモジュール型データセンターへの需要が高まっており、グローバル市場では年率約20%で大きく成長しています*2。
MCGは、北米を中心にデータセンター向けの電源・配電機器を一体化したモジュール型電力設備などを提供する同分野の専業リーダーであり、高い実績を有します。一方、日立はデータセンター向けに送配電設備、冷却設備、AIインフラなどを提供するほか、AIで社会インフラを革新する次世代ソリューション群「HMAX by Hitachi」の一つとして、HMAX Data Centerを展開しています。
両社は双方の強みを組み合わせ、主に以下の領域で協業を推進することで、データセンターの立ち上げ期間の短縮と運用高度化を支援するとともに、急拡大するニーズに対応したソリューションの提供と事業拡大をめざします。
両社は双方のデータセンター向け事業ポートフォリオを補完する関係にあり、グローバルでの顧客基盤に対して、プロダクト・ソリューションのクロスセルや、モジュール型データセンターの共同プロジェクトなどを推進していきます。特に電力設備領域においては、日立エナジーとMCGの双方が有する電力インフラ技術・プロダクト・ソリューションなどを組み合わせることで、データセンター事業者に対して高圧から中低圧まで、統合的な電力インフラの提供をめざします。
両社は、日立のデータ収集・AI分析をはじめとしたデジタル技術をMCGのモジュール型電力設備に組み込み、データセンターへの納入後、即時にデジタルサービスの提供を可能にします。さらに、電力設備の監視や予兆保全、エネルギー活用の最適化などのソリューションの共同開発を推進します。これにより、データセンターの統合的な運用効率向上を図る、HMAX Data Centerのラインアップの拡充と提供をめざします。
日立グループが有するHMAX Industryをはじめとしたデジタル・自動化ソリューションなどの提供を通じて、MCGのプロダクトの製造効率向上や運用効率化などをめざします。
「AI時代の到来により、データセンターは社会インフラとして新たな進化が求められています。日立は、データセンターにおけるエネルギー、デジタル、プロダクト、そして運用ノウハウを併せ持つ強みを生かし、HMAXを通じてグリッドからIT機器までインフラ全体を最適化する新たな運用モデルの実現に取り組んでいます。MCGは、ハイパースケーラーからコロケーターまで幅広い顧客基盤を有し、電源・配電分野における卓越した技術力と実績を持つ、理想的なパートナーです。本パートナーシップにより、両社の強みを融合し、データセンターのライフサイクル全体にわたる新たな価値を創出することで、AI時代を支える持続可能でレジリエントな社会インフラの実現に貢献していきます。」
「AIの普及により、迅速に導入でき、高度なインテリジェンスを備え、大規模運用に対応できるデータセンターインフラへの需要が急速に高まっています。日立のエネルギー・デジタル分野におけるグローバルな強みと、MCGのモジュール型電力設備および中低圧配電インフラに関する専門知見を融合することで、私たちは、データセンターへの電力供給と立ち上げの迅速化を支援するとともに、ライフサイクル全体を通じた運用の可視化・効率化・信頼性向上を実現していきます。」
商標注記
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
Mission Critical Groupについて
Mission Critical Groupは、データセンター、製造工場、エネルギーインフラを含むミッションクリティカルな施設向けに、包括的な電力インフラソリューションを提供するリーディングプロバイダーです。スイッチギア、e-House、パワースキッド、非常用電源システム、変圧器、および関連する重要電力設備など、幅広い電気設備の設計、製造、インテグレーション、保守サービスを提供しています。お客さまには、北米の主要なテクノロジー企業、製造業、ヘルスケア、エネルギー関連企業などが含まれており、米国で18カ所以上の製造拠点を有しています。詳細は、missioncriticalgroup.comをご覧ください。
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。
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