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Hitachi Global

2026年9月25日

(本リリースの内容は、ベルリンにおいて9月22日17:01

(日本時間9月23日0:01)に発表しました。)

日立レール、オーストリアで欧州最大級の鉄道信号デジタル化プロジェクトに選定

  • オーストリア連邦鉄道のデジタル信号システム導入における、2社のテクノロジーパートナーのうちの1社に日立レールが選定
  • オーストリア連邦鉄道のインフラネットワーク全体における、デジタル連動装置の開発・展開・保守に関する、総額13億ユーロの長期包括契約を締結
  • 日立レールはウィーンで、高度な専門性を有する人財を新たに40名採用する予定
[画像]日立レール、オーストリアで欧州最大級の鉄道信号デジタル化プロジェクトに選定

 株式会社日立製作所(以下、日立)の鉄道システム事業を担う日立レールは、オーストリア共和国(以下、オーストリア)において、オーストリア連邦鉄道(Österreichische Bundesbahnen)より、最先端のデジタル連動信号技術の導入に向けた信号デジタル化プロジェクト(以下、本プロジェクト)において、総額13億ユーロ(約2,340億円*1)、30年間の包括契約を受注しました。日立レールは、選定された2社のテクノロジーパートナーのうちの1社として、安全にかかわる重要なソフトウェアの開発から、オーストリア連邦鉄道のインフラネットワーク全体への展開、設備の長期保守サービスまでを担います。本長期契約は、ドイツで開催された世界最大の鉄道の国際見本市イノトランスにおいて、オーストリア連邦大臣ピーター・ハンケ氏の臨席のもと、オーストリア連邦鉄道インフラストラクチャー取締役会メンバーのヨハン・プルイ氏により正式に発表されました。日立レールからは、北・中・東欧担当Vice Presidentのハネス・ボイヤー氏が出席しました。

  • 1 1ユーロ=180円で換算。

 本プロジェクトは、オーストリアの鉄道信号システムの高度化に向けた重要な取り組みであり、鉄道運行に対する需要の高まりに対応する基盤となります。オーストリア連邦鉄道のインフラネットワーク全体への展開を想定しており、利用頻度の高い幹線から地域路線・支線まで、効率的かつ拡張性の高い導入が可能です。既存の電子連動装置を、デジタル化・標準化・集中化されたアーキテクチャへ段階的に置き換えることで、現在求められる運行機能を支えます。

 約300ユニットのデジタル連動装置を対象とする本プロジェクトは、欧州における鉄道インフラ分野のプロジェクトの中でも、最大規模かつ戦略的に重要な取り組みの一つです。

信頼性・可用性・コスト効率の向上に貢献

 本プロジェクトでは、信頼性と可用性の向上に加え、長期的な経済効率の実現をめざします。シェアードコンピューティングやプラットフォームリソース、標準化されたコンポーネント、計画的なソフトウェアリリース、分散配置された現場設備の削減、保守・診断機能の高度化により、システムの複雑性と保守負荷を低減します。これにより、運行の可用性と品質の向上および、長期的なコスト低減という点で、オーストリア連邦鉄道のデジタル化戦略を支援します。

 鉄道ネットワークの可用性とレジリエンスを高めることで、より安定した運行を支えるとともに、障害発生時の復旧を迅速化します。また、他のデジタル化・輸送力拡充プロジェクトとあわせて、より利便性の高い鉄道サービスの実現に貢献します。

日立レール 北・中・東欧担当 Vice President, Hannes Boyer(ハネス・ボイヤー)のコメント

 「日立レールはオーストリア連邦鉄道とともに、オーストリアの鉄道ネットワークのデジタル化において重要な役割を担います。日立レールが有するグローバルな信号システムの専門的知見と、オーストリアの卓越したエンジニアリング力を融合することで、将来世代に向けて、より信頼性が高く効率的で魅力的な鉄道システムの基盤を構築します。本パートナーシップは、戦略的な開発拠点としてのウィーンの地位を持続的に強化するとともに、欧州全域における鉄道デジタル化の重要なプロジェクトとなります。」

オーストリア連邦鉄道 Infrastruktur 取締役会メンバー Johann Pluy (ヨハン・プルイ)のコメント

 「デジタル連動装置は、将来の鉄道システムを支える中核技術です。今回の契約により、信号・運行制御システムの包括的なデジタル化に向けた道筋を定め、オーストリアの鉄道輸送をさらに効率的でレジリエントかつ高性能なものとするための基盤を整備します。これによりオーストリア連邦鉄道は、デジタル交通管理の分野において新たな国際標準を構築します。」

ウィーン拠点で40名の高度専門人財を新たに採用

 本プロジェクトにおける主要業務の多くは日立レールのウィーン、ハンデルスカイの拠点で担います。同拠点では、安全運行の観点で重要な役割を担うソフトウェア機能のさらなる開発、プロジェクト固有の統合・エンジニアリングサービス、展開および長期保守サービスを提供します。日立レールは本プロジェクトに関連して、ウィーンで40人の高度専門人財の採用を予定しています。

 日立レールは、60年以上にわたりオーストリアで事業を展開しています。ウィーン拠点は、現地における研究開発、エンジニアリング、プロジェクト遂行、サービスの各機能と、日立レールグループが有するグローバルな信号システムの専門知見を結びつけています。これにより、オーストリアの鉄道ネットワークの強化に加え、欧州全域のさらなるデジタル化プロジェクトにも活用できるノウハウの蓄積につなげます。

日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。

日立レールについて(英語サイト) 

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ニュースリリースカテゴリー

デジタル・AI, 鉄道・モビリティ

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