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Hitachi Global

2026年11月4日

【日立市と日立製作所による共創プロジェクト】未来の暮らしを体験し市民との対話を生み出すメタバース「未来のまちヒタチ」を公開

フィジカルAIを活用した未来の社会インフラ実現に向けて、市民とともに暮らしのあり方を考える実証を開始

日立市

株式会社日立製作所

[画像]まちづくりにおける市民共創モデル構築に向けたステップのイメージ まちづくりにおける市民共創モデル構築に向けたステップのイメージ

 日立市(市長:小川 春樹)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:德永 俊昭/以下、日立製作所)は、両者が推進する次世代未来都市(スマートシティ)の実現に向けた共創プロジェクト*1(以下、共創プロジェクト)において、未来の暮らしを体験できるメタバース*2「未来のまちヒタチ」を2026年11月4日にウェブサイトで公開しました。

 自動運転やスマートエネルギーなど、フィジカルAI*3がもたらす未来の生活価値や安心・安全な社会インフラを実際の生活空間へ実装していくためには、技術の提供に留まらず、市民一人ひとりが共に評価・検証するパートナーとして主体的に参画するプロセスが重要です。そこで今回、公開したメタバース空間を活用し、市民が未来の暮らしを直感的に体験し、評価や提案を対話形式で投稿できる環境を提供することで、市民のニーズや期待、懸念を把握するとともに、メタバースを活用した意見収集や対話の手法としての有用性を検証し、まちづくりにおける市民共創モデル*4構築をめざします。

 日立市は、市民が未来の暮らしについて具体的に考え、意見を発信できる機会を広げるとともに、本実証で得られた市民の声を活かし、市民と連携したまちづくりを強化していきます。

 日立製作所は、本実証を通じて、未来の社会インフラに対する市民のニーズや期待、懸念などを分析し、今後取り組むユースケースや社会実装に必要な条件を検討します。また、フィジカルAIなどデジタル技術を活用したサービスの実現に向けて、日立グループの技術・事業との連携や事業機会を検討していきます。さらに、まちづくりにおける市民共創モデルや合意形成手法の知見を全国の自治体へと展開していくことで、日本全体におけるSociety 5.0の実現に貢献していきます。

背景

 共創プロジェクトでは、市民や地域事業者とともに、未来の社会インフラのあり方や暮らしの具体化に取り組んでいます。日立製作所では、フィジカルAIをはじめとするデジタル技術を活用し、人々のニーズや周囲の状況に応じた社会インフラの実現を通じて、安心・快適な暮らしを支えることをめざしています。

 このような技術を社会に広く実装していくためには、技術面での検討だけでなく、生活者がどのような価値を求め、未来の暮らしにどのような期待や懸念を持つのかを把握することも重要です。

 こうした考えを踏まえ、共創プロジェクトでは、スマート住宅エリア*5の実現に向けて、市民が主体的にまちづくりに参画することを重視し、これまでワークショップやアンケートなどを通じて、未来の暮らしのあり方について市民との対話を重ねてきました。その成果として、2035年の暮らしのコンセプト*6を策定・公開しています。

 一方で、未来の暮らしに関するビジョンや構想は、従来の文章やイラストを中心とした情報発信だけでは具体的なイメージを共有することが難しく、市民一人ひとりが自身の現在の暮らしと照らし合わせながら将来の暮らしについて考えたり、意見を出したりすることには課題がありました。そこで今回、これまで市民とともに描いてきた未来の暮らしのコンセプトの一部をメタバースで体験しながら評価・提案できる本実証を通じ、新たな市民参加の手法を検証します。

本実証の詳細

(1)メタバース「未来のまちヒタチ」の公開

 スマート住宅エリアにおける未来の暮らしのコンセプトを反映したメタバース「未来のまちヒタチ」を公開します。本空間では、日立市のなじみある風景の中に、少し先の未来の暮らしを表現しています。参加者は空間内を自由に回遊しながら、デジタル技術を活用した快適な暮らしや、地域で新たな挑戦に取り組む人々を応援する仕組みで地域に交流やにぎわいが生まれている様子などを、ミッションを通じて楽しみながら体験することができます。

 これにより、これまで文章やイラストによる情報発信にとどまっていた未来の暮らしの構想を、市民が直感的に「体験」して理解できる環境を実現します。また、市民が未来の暮らしを自分ごととして捉えながら体験することで、より実感を伴った対話や意見創出につなげることをめざします。さらに、親しみやすく、気軽にアクセスできるメタバースの特性を生かし、従来のアプローチでは意見収集が難しかった若年層をはじめとする幅広い層の声や視点を取り入れていきます。

(2) 体験を通じた意見収集と有用性の検証

 参加者を対象に、メタバース内で各エリアのミッションに取り組みながら行う意見投稿や、体験中の対話、体験後のアンケートを通じて、未来の暮らしに対する声を収集し、暮らしの具体的なイメージのしやすさ、共感や新たな気づきの有無、意見の出しやすさなどから、メタバースを活用した市民参加・意見収集の手法としての有用性を確認します。

 あわせて、日立製作所は未来の暮らしや社会インフラについて、市民がどのような価値を期待し、どのような点に不安や課題を感じるのかを把握し、今後のまちづくりや将来の社会実装を検討するための知見を得ます。

 本実証を通じて、市民が主体的にまちづくりへ参画するプロセスを可視化し、対話を通じて未来の暮らしを市民と共に形づくる、フィジカルAIなどの先進デジタル技術の社会実装に向けた、スマートシティの先駆的な共創モデルの構築をめざします。

「未来のまちヒタチ」概要

対象者日立市民をはじめ、どなたでも参加可能
公開期間2026年11月4日~2027年3月5日
参加方法

以下の専用サイトからアクセス ※アカウント登録は不要です。

https://www.city.hitachi.lg.jp/kyoso-project/newsevents/1014816/1021329/index.html

対応環境インターネットに接続可能なスマートフォン、PC、タブレット端末
参加費無料 ※インターネット接続に伴う通信料は、参加者の負担となります。
  • 本実証では、アンケート回答情報やメタバースの利用に伴うデータを取得する場合があります。取得するデータの内容や利用目的などの詳細は、専用サイトをご確認ください。
[画像]メタバースで体験できる各エリアの空間イメージ(左上から「涼しさエリア」「交流エリア」「チャレンジエリア」「住宅活用エリア」) メタバースで体験できる各エリアの空間イメージ(左上から「涼しさエリア」「交流エリア」「チャレンジエリア」「住宅活用エリア」)

日立市産業祭での出展

 2026年11月7日(土)、8日(日)に開催する日立市産業祭では、共創プロジェクトのブースに「未来のまちヒタチ」の体験機会を設けます。本実証における幅広い世代との対話・意見収集の機会として位置づけ、未来の社会インフラやサービスに対するニーズや受容性を把握します。

公式サイト:日立市産業祭|日立市公式ウェブサイト

関連リンク

[画像]次世代未来都市 共創プロジェクト

日立市について

 日立市は、西は阿武隈山系に連なり、東は起伏に富んだ太平洋の海岸線を臨む、豊かな自然環境と穏やかな気候に恵まれた「四季折々の美しい自然を満喫できるまち」です。

 「日立」の名は、「水戸黄門」として親しまれる水戸藩第2代藩主徳川光圀公がこの地を訪れ、海から昇る朝日の美しさに「日の立ち昇るところ領内一」と称えたという故事に由来すると言われています。

 明治時代後期の日立鉱山開発に始まり、その後、同鉱山の電気機械の修理工場が独立し、世界的な企業へと成長を遂げるとともに、国内有数の工業都市として成長してきた「ものづくりのまち」であり、自然と産業が調和した様々な魅力に満ちあふれています。

 詳しくは、https://www.city.hitachi.lg.jpをご覧ください。

日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。

お問い合わせ先

日立市

共創プロジェクト推進本部

株式会社日立製作所

ひたち協創プロジェクト推進本部

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ニュースリリースカテゴリー

デジタル・AI, 金融・公共

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