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Hitachi Global

2026年4月23日

(本件は、スイス・チューリッヒにおいて、

4月21日に発表しました。)

日立エナジー、送配電網の環境負荷を可視化するデジタルプラットフォーム「EcoSpace」を提供開始

日立エナジー

  • HMAX Energyポートフォリオの一環として提供するEcoSpaceは、データに基づく洞察により、CO₂排出量の削減と迅速な意思決定を支援
  • 第三者認証機関であるDNV(Det Norske Veritas)の承認を受け、CO₂排出量などの環境負荷の即時評価と複数の計画案の比較を実現
  • 送配電網のライフサイクル全体にわたり、コンプライアンス対応を戦略的な競争力へと転換
[画像]日立エナジーの「EcoSpace™」― サステナビリティと透明性を実現 日立エナジーの「EcoSpace™」― サステナビリティと透明性を実現

 日立エナジーは、スペイン・マドリードで開催中の「WindEurope」(会期:2026年4月21日~23日)において、デジタルプラットフォーム「EcoSpace™」を発表しました。EcoSpaceは、送配電網プロジェクトのライフサイクル全体を通じて環境負荷を可視化し、サステナビリティ対応を支援するデジタルプラットフォームです。電力会社や系統開発事業者、投資家に対し、信頼性と透明性が求められるサステナビリティ報告への対応と、データに基づく迅速な意思決定を支援します。

 EcoSpaceは、日立エナジーが提供するAIで社会インフラを革新する次世代ソリューション群「HMAX Energy」*1ポートフォリオの一つです。環境データを整理・分析し、意思決定に生かせる形で提示することで、サステナビリティ報告を単なるコンプライアンス対応にとどめず、新たな事業価値の創出につなげます。

 同プラットフォームは、原材料調達や物流、設置、運用といった工程を含む送配電網システムのライフサイクル全体を対象に環境負荷を分析します。プロジェクトのフェーズや地域、用途ごとの環境性能の変化を可視化し、直感的なダッシュボードにより、設計の違いによるCO₂排出量などの環境負荷を即時に評価し、複数の計画案を比較するとともに、排出量削減*2に向けた具体的な機会を特定できます。

透明性の高いサステナビリティ報告への業界ニーズに対応

 サステナビリティが公共調達や投資判断において重視される中、EcoSpaceは、エネルギー分野で標準となりつつある透明性とコンプライアンスへの対応を支援します。

 プロジェクトの各段階にサステナビリティ指標を組み込むことで、エネルギーのバリューチェーン全体にわたるCO₂排出量の把握を可能にし、環境負荷と事業目標の両立を図る判断を支えます。EcoSpaceの手法は、第三者認証機関であるDNV(Det Norske Veritas)の承認を受けており、その信頼性と一貫性が担保されています。

実証された効果:カーボンフットプリントを20%削減

 EcoSpaceは、すでに世界各地の電力網プロジェクトで成果を示しています。ノルウェーの送電系統運用者であるStatnettと協業し、オスロにある420キロボルト(kV)変電所プロジェクトに適用した事例*3では、プロジェクトのライフサイクル全体にEcoSpaceを活用することで、運用期間30年間におけるシステム全体のカーボンフットプリントを20%削減できることが示されました。

 EcoSpaceは、各国・各地域で進む規制への対応を支援するとともに、データに基づく手法を通じて、資金調達やステークホルダーからの信頼確保に貢献します。日立エナジーのパワーコンサルティングチームの知見と組み合わせることで、系統計画や実現可能性評価、事業性評価に至るまで、お客さまの意思決定を支援し、電化の進展を後押しします。

日立エナジーについて

 日立エナジーは、持続可能なエネルギーの未来を支える革新的な送配電網技術を提供する、グローバルな技術リーダーです。当社の技術は、30億人以上の人々の生活を支えています。高電圧機器、変圧器、自動化、パワーエレクトロニクスなどのミッションクリティカルな技術を100年以上にわたって提供しており、電力システムの脱炭素化と電力需要の急増への対応という、エネルギー分野の喫緊の課題に取り組んでいます。140カ国以上の豊富な導入実績を有し、電力、産業、運輸、データセンター、インフラの各分野のお客さまと、長期的なパートナーシップを築いています。スイスに本社を置き、60カ国に50,000人以上の従業員を擁しており、約2兆4,000億円の事業規模を有しています。

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日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jpをご覧ください。

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エネルギー

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