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Hitachi Global

原子力事業の最前線で、お客さまと共に進む。

串間 有紀子 原子力事業の最前線で、お客さまと共に進む。
串間 有紀子 原子力事業の最前線で、お客さまと共に進む。

設計開発

CAREER
2005年 電力グループ(当時)日立事業所原子力計画部に配属。
2007年 現 日立GEベルノバニュークリアエナジー株式会社設立に伴い、同社に出向。
2005~2020年 発電所のプラントエンジニアリング・システム(冷却システムなど)の計画設計を担当。
2011~2020年 新規制基準に適合する安全対策設備・システムの計画設計のエンジニアリングまとめ。
2020~2022年 原子力事業開発部に異動。原子力事業およびDXに関する事業開発の取りまとめ。
2022~2023年 原子力発電所の保守・設備管理の高度化ソリューション開発の取りまとめ。
2023年~ Hitachi Energy Franceに出向(海外赴任)。グローバル原子力市場における事業開発。

入社の決め手
実家が建設業ということもあり「世の中の役に立つこと=インフラ関係」と考えていました。たまたま聴講した授業で、原子力発電エンジニアリングに材料強度学の知識を役立てられることを知り、原子力産業に興味を持ちました。働く人たちの人柄と、勤務地である日立駅に降りた途端にひろがる、広大な青い海のパノラマに惹かれたことが入社の決め手です。この景色は、花の都パリにも負けていないと思います(笑)。

現在の仕事


いざフランスへ原子力事業の可能性を探る。

発電所のいち設計者であった私のキャリアは、事業を開発するフロント側に軸足を移しています。現在はHitachi Energy Franceに出向し、フランスに来ています。欧州市場はパリ協定で定めた2050年カーボンニュートラルの達成に危機感を強めており、CO₂を排出しない原子力発電への投資が急速に活発化しています。小型モジュール炉を展開する日立にも事業拡大のチャンスがあり、可能性を探っています。
フランスに来る前は、国内再稼働後の原子力発電所で保守や設備管理を高度化するソリューションを開発していました。発電所の中にある膨大なデータを活用し、どのように効率的で安全な発電所運営につなげていくかを電力会社のお客さまと一緒に検討し、仕組みを構築する仕事です。また、原子力事業部門では、不断の安全性向上に努めるためさまざまな取り組みを実践しています。安全対策に関する活動や人財育成のための研修プログラムなどにも積極的に参加してきました。

仕事のやりがい


「串間さんに相談してよかった」という言葉。

原子力発電所は計画から稼働まで二十余年と長期にわたるため、設計者として自分が関わったシステムが試運転を開始したときは感銘を受けました。揚水ポンプが海水を汲み上げ、数百メートルにわたる配管を通じて各設備に送られる。勇ましいモーター音とともに巨大な系統が動いていくのを緊張しながら見守りました。こうした完成の瞬間に立ち会えることは数少ないですが、私が何よりも嬉しいのは「串間さんに相談してよかった」と言ってもらえることです。発電所のシステムは複雑なのでお客さまをはじめ、さまざまな関係者と会話しながら作り上げていきます。そうやって信頼関係を築いていくと、たとえばお客さまから「設備の改造を考えているんだけど」と依頼書を書く段階から相談してもらえるようになりました。ソリューション開発を取りまとめるようになり、日立グループ内の連携も増えました。同じ目標に向かって多くの人の力を結集させていく。この仕事の面白さは、そんなところにもあると思います。

今後のチャレンジ


お客さまやステークホルダーをリードしていけるビジネスパーソンに。

フロントに立つようになった今も、現場の経験が役立っています。"品質の日立"とよく言われますが、日立品質とは徹頭徹尾、現場のことを考え抜くからこそ実現されるもの。現場を知らなければ、現場のことは考え抜けず、日立品質もあり得ない。徹底的な安全性が求められる原子力事業に関わる人間は、特に現場に精通すべきだと考えています。自分の関わった発電所が世界最高の安全性と効率を両立すること。世界のエネルギー問題の解決の一端を担うこと。そのためにやるべきこと、解決すべきことを、お客さまやステークホルダーをリードしながら実行していけるビジネスパーソンをめざしています。入社してから20年弱、海外赴任の経験はありませんでしたが、「日立の原子力事業を大きくするには海外に出ていくしかない」と幹部に伝えたその言葉が私をフランスに導きました。若い人たちの活躍の場を広げるためにも、この道を開拓していこうと思います。

※記事内容は取材当時のものです


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