品質保証
CAREER
2020年 システム&サービスビジネス統括本部品質保証統括本部に配属。
2021~2022年 保険システムの開発プロジェクトに参加し検査を担当。
2022~2023年 金融システムの開発プロジェクトに参加し検査を担当。
2023年 設計書検査に用いるチェックリストの消化支援ツール開発。
2023年~ システム開発での品質保証活動における生成AI活用方法の検討。
入社の決め手
論理的思考力が活かせるIT業界を志望しました。分野を問わず金融、交通、電力などさまざまな社会インフラを支える仕事ができると考えました。とりわけ日立は事業領域が幅広く、会社規模も大きいため、社会貢献度の高さが魅力でした。
私の所属しているQAデジタライゼーション推進部は、システム開発プロジェクトにおける品質保証(QA)活動を推進する部署で、サポートツールの開発・運用や品質ナレッジの取りまとめ、品質教育などを行っています。私が最近携わったのは、設計書を漏れなくチェックできる消化支援ツールの開発です。設計書の段階でミスを指摘できれば、テスト時のバグを減らすことができますよね。QAの熟練度に関わらずくまなく検査できるようチェックリストがありますが、これに日々のナレッジが反映されていくと、チェック項目が膨大になっていきます。そこで、確認作業の負荷を少しでも軽減しようと、簡単にチェックできるツールを開発しました。このツールを金融QAや公共QAなどの各業種QAに展開し、それぞれのプロジェクトで活用してもらいます。こうした活動を通して、日立のシステム開発プロジェクトの品質向上に貢献しています。
入社3年目までは現場経験を積むため、実際のプロジェクトで検査を担当してきました。ある証券取引所のシステムの検査を担当していたとき、「ユーザーは予想もしない操作をするものなのでそれを念頭に入力を試みるように」という上司からのアドバイスのもと、事前に新規不良を摘出し、バグをつぶすことができました。影響の大きなシステムであるだけに、品質向上に貢献できたことは大きな喜びでした。現在は企業での利用が本格化している生成AIを、品質保証活動に役立てられないか検討を進めています。システムの情報はお客さまの機密情報を含むため、生成AIに何でも入力できるわけではありませんし、ブラックボックスなので入力内容をどんなに調整したとしても期待通りの回答が得られるとは限りません。生成AIで何ができて何ができないのかを理解し、活用していくことは、まだまだ難易度が高く暗中模索の毎日です。しかし、だからこそ時代を先取りしている活動ともいえ、やりがいを感じています。
生成AIがシステム開発の世界に急速に影響を与え始めています。生成AIの技術は飛躍的な速度で発展しており、これに遅れを取ってはなりません。研究所の方々ともミーティングを重ねながら、最新技術をキャッチアップし品質保証活動に活かしていきたいと考えています。
今後、品質保証活動は生成AIによってますます効率化されるでしょう。とはいえ、100%の精度は期待できず、重大な不良を見逃さないためにも、やはり人の目によるチェックがより重要になるのではないでしょうか。見つけた不良を修正するのも最終的には人。人が気持ちよく動けるよう対話を大切にしていきたいと思います。
※記事内容は取材当時のものです